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クレンジングはクレンジングオイルやクレンジングジェル、バームやミルクなど、本当にたくさんの種類がありますよね。「どれを選べばよいか分からず、何となく選んでしまっている…」という方も多いのではないでしょうか。しかし、肌に合わないクレンジングを使ってしまうとスキンケアどころか逆に肌荒れの原因になってしまいます。そこで今回は、ご自身の肌に合うクレンジングの選び方とチェックするポイントをご紹介します。
見分け方①:クレンジングのタイプで選ぶ

クレンジングは、オイルやジェルといった様々な形状で販売されており、一般的にそのタイプによってクレンジングの洗浄力の強さがある程度決まってきます。洗浄力の強さは以下の通りです。
- 洗浄力【強】…オイル・バーム・メイク落としシート
- 洗浄力【中】…ウォーター・ジェル
- 洗浄力【弱】…クリーム・ミルク
洗浄力の強いクレンジングは、日中のメイクや毛穴に溜まった汚れをしっかり落としてくれますが、その分肌に負担をかける危険性が高いです。特に、拭き取るだけで簡単に落とせる「メイク落としシート」は、洗浄力の高さに加えて、拭き取る際の摩擦によってかなり肌の負担が大きくなってしまいます。メイク落としシートを使うのは、リスクを考えてどうしても必要なときのみに抑えましょう。
見分け方①のチェックポイント
大事なのは自分の肌が荒れない程度の負担に抑えつつ、日中のメイクをしっかりと落とすことです。自分の肌とクレンジングが合っているかどうかは、次の点をチェックして確認しましょう。
- クレンジング後に、肌がつっぱる感じ、乾燥、ひりひりとした痛みや痒みを感じる。 →洗浄力が弱いクレンジングのタイプを選ぶ。
- クレンジング後に、メイクの一部が残る。毛穴の黒ずみやニキビに悩まされることが多い。 →肌の様子を見ながら少しずつ洗浄力の高いクレンジングタイプにしていく。
- ベースメイクが薄めだったり、ナチュラルメイクをすることが多い。コスメを選ぶ際は、それほど「崩れにくさ」を重視していない。 →クレンジング後にメイク残りが無ければ、洗浄力の弱いタイプでOK。
- ベースメイクは厚めで、ウォータープルーフの落ちにくいコスメを使っている。コスメを選ぶ際に「落ちにくく、崩れにくい」ものを優先する。 →肌荒れしない程度に、洗浄力の高いタイプを選ぶ。ただし、その後の保湿をしっかり行う。
見分け方②:落としたい汚れで選ぶ

市販のクレンジングは、「毛穴汚れをすっきり落とす!」「日中のメイクをごっそり落とす!」といった様々な宣伝文句を謳っていますよね。もちろん、良い宣伝文句が書かれていても100%パッケージの宣伝通りの効果があるとは限りませんので鵜呑みにするのはお勧めしません。しかし、パッケージの宣伝から、「そのクレンジングが何に特化しているのか」をある程度把握することができます。クレンジング選びで迷った時は、クレンジングの目的や落としたい汚れに特化したクレンジングを選ぶようにしましょう。
クレンジングは肌の汚れを落とすのが目的ですが、一口に汚れと言ってもその種類は様々です。また、「毛穴の黒ずみ」「吹き出物」といった肌トラブルの原因は一つとは限りません。メイク残りが毛穴に詰まっていたり、分泌された過剰な皮脂が残ってしまったりと色々なケースが考えられますので、人によって「落とすべき汚れ」は違ってきます。「自分に合ったクレンジングの目的」を把握して、目的に特化したクレンジングを選びましょう。
見分け方②のチェックポイント
自分がどの目的に特化したものを選べばよいのか、次の点をチェックして判断してみましょう。
- おでこから鼻筋にかけたTゾーンに吹き出物が出来やすい。クレンジング前の肌はべたつきやテカリが気になる状態になっている。 →皮脂汚れ、古い角質、ニキビに特化したクレンジングを選ぶ。しっとりとした仕上がりよりもさっぱりとした仕上がりを重視したものがおすすめ。
- 10代男女でニキビが出来やすい。男性で、洗顔だけだとニキビや黒ずみ、ざらつきがとれない。 →アクネ菌対策に特化したもの、オイルフリー、ノンコメドジェニックのものを選ぶ。油分の多いオイルやバームといったタイプは避けましょう。
- 小鼻や頬の毛穴の黒ずみが気になる。 →黒ずみ、いちご鼻に特化したもの、保湿効果のあるものを選ぶ。特に頬にも黒ずみが残る場合はベースメイク等のメイク汚れが残っている可能性があります。この場合、肌荒れしない程度に洗浄力の高いものを選びましょう。
- 毛穴の開き、肌の乾燥が気になる。 →保湿効果に特化し、洗いあがり後はしっとりとした仕上がりになるものを選ぶ。洗浄力が高すぎるものは厳禁。
- 肌荒れがかなり起こりやすい。クレンジング後ひりひりとした痛みや痒みがある。 →低刺激・無添加・保湿効果に特化したものを選ぶ。拭き取りクレンジングなど、強く擦る必要のあるものはNG。
- マスカラやアイラインなど、特定の部分だけメイクが落ちにくいが、オイルやバームを使うと肌荒れしてしまう。 →全体的には低刺激のクレンジングを、ポイントメイクには専用のリムーバーを使いましょう。
まとめ
どのクレンジングを選べばよいか分からないという方は、自分の肌の状態を確認し、肌の悩みに合ったものを選びましょう。片っ端から自分に合うものを探すのは難しいので、クレンジングのタイプや宣伝文句からある程度自分に合いそうなものを判断しましょう。選ぶ際には、ぜひ上のチェックポイントを使ってみてください。